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防水工事一覧

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特徴

塩ビシート防水工事とは、塩化ビニール樹脂で作られた防水シートを接着剤などで下地に貼り付ける工法です。シートを接着剤で貼るだけなので施工性に優れており、複雑な形状や狭い場所でシート同士のジョイントがたくさん発生した場合でも、シート同士を熱風で溶かして一体化できます。既存の下地があっても、下地調整がほとんど必要ありません。紫外線・熱・オゾンに対し優れた耐久性を持ち、耐候性に優れています。また鳥害も受けません。単層防水のため工期も短く低コストで済み、また意匠性に優れ、色や模様がプリントされたシートもあります。 接着工法と機械的固定工法があり、後者では下地が湿潤状態でも施工が可能です。

メリット

塩ビシート防水は、耐候性の良い塩化ビニール樹脂をベースに、耐久性を付与した防水シートを使用した工法です。紫外線・熱・オゾンに優れた耐久性を持ちます。カラフルな色や模様を生かしたものもあります。高い伸縮率と耐摩耗性を持ち、保護層なしで軽歩行が可能です。また鳥害も受けにくく、鳥のついばみによる穴開けも発生しにくいです。シートは柔らかく曲げやすいので、施工しやすく、下地の撤去が必要ないので改修工事に最適です。短工期・低コストで済みます。

デメリット

塩ビシート防水は、シートを使用するので、しっかり接着するためには下地が平らである必要があります。シート同士の接合をしっかりする必要がありますが、接着剤でうまくいかない場合は、熱風で溶かして接着する必要があります。またシートを急に曲げたりすると、切れやすくなります。また、塩化ビニールは元々硬い素材で、柔らかくするため「可塑剤」が添加されていますが、それが気化してしまうと当然硬くなり、割れやすくなります。耐久年数は10~15年です。