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雨漏りについて

ROOF LEAK

雨漏りの原因

CAUSE

雨漏りとは雨水が建物の内部へ意図しない場所から侵入することを言いますが、ひとことで 雨漏りと言っても実に様々な原因によって引き起こされます。老朽化した建物だけではなく、比較的に築年数の新しい建物でも雨漏りが発生する事も珍しくありません。また、雨漏りの侵入口が1ヵ所だと思われていたが、実際は複数だった場合もあります。原因箇所を様々な角度から調査し原因箇所をしっかりと特定することが大切です。原因に一番適した工法で確実な補修をを行うことか再発の防止につながります。

CAUSE 01既存建物の経年変化による老朽化及び劣化
CAUSE 02意匠デザイン優先で雨漏りに対する配慮が不十分な設計および構造。
CAUSE 03設計時・新築時の想定をこえたゲリラ豪雨や大型台風などの気候変動
CAUSE 04新築時の手抜き工事による不具合や欠陥。
CAUSE 05建物の維持管理ができていない。(チェック不足やメンテナンス不足。) 

雨漏りの発生要因

FAXTOR

なぜ雨漏りが止まらないのか

雨漏りの仕組みを充分認識していない業者に工事を依頼
工事を手掛ける際、建物全体の状況を充分に把握しないで工事を行う

何度も修理をしたのにまた雨漏りする。 雨漏りの二次被害

家主が気付かないほどのわずかな雨漏りで、木材やコンクリートや鉄骨などの建材は劣化します。長期の雨漏りによって建物の寿命が縮まるばかりか、木材が腐朽しシロアリが住みついてしまうことや、カビの発生によりアレルギーなどの健康被害を受けるなど、雨漏りの二次被害が心配されます。

軒天井のカビ 木材の腐朽

雨漏りと木材の腐朽は深い関係にあると言えます。空気中に漂う木材を腐朽させる能力のある菌(木材腐朽菌)の胞子が、含水率の高い木材にて発芽し腐朽が始まるのです。一方で乾燥状態にある木材では菌類による劣化がほとんど生じません。
また、木材が腐朽をはじめるとシロアリを誘引する物質が生産される事が知られています。当たり前の事ですが、建物も人間の身体と同じように早期発見・早期治療が最善の老化防止策です。雨漏りにおいても発見・対処が早いほど、被害や補修費用も少なく済みます。